はじめまして!
ちゅら海!ダイビングを運営している、ノマド・フリーランスのwoogenです!
独立した際の目標である「南国移住」の夢が叶いまして、そろそろ書けるネタも増えてきたので、ご紹介しようかと思います。
これから石垣島に移住を考える方や、ノマド・フリーランスを目指したい方にとって、有意義な内容にしたいと思うのでよろしくお願いします!
時折、関西弁になることもあるかと思いますが、ご容赦ください!
多拠点暮らしについて
僕自身、「働き方改革」という言葉が出てきてから、ノマド・フリーランスに転身したのですが、今でもパラレルワーク、テレワークを基本として生活費を稼いでいます。この点からもお伝えできることもあるので、ご紹介しますね。
多拠点生活のメリット
現在、東京・石垣島と二拠点で活動しており、2019年11月からは大阪も増える予定です。
多拠点のメリットは「関わる人が変わる」こと。
これはビジネスチャンスや物事の考え方に刺激を受ける上でとても役立ちます。石垣では、現地ならではの課題に得意とするITの情報を提供し、地元の人たちと関係性を強化できる、石垣というリゾート地ならではの現地でしかできないビジネスチャンスをいただけるなどメリットも大きいです。このダイビング申込・石垣島観光情報サイトである「ちゅら海!ダイビング!」も石垣島在住のダイビングオーナーからいただいたお話です。
地方ならではの考え方や人との接し方など、都会ではどこか他人行儀な部分がかなりマイホームな感じで体感でき、気持ちが和み、本来の人間らしい生活ができているのかなぁーと感じます。
しかし、東京や大阪に戻った際は一気にビジネスモードになるため、島暮らし特有のほんわかムードから一気に気持ちが引き締めるので、メリハリある生活が送れるのもメリットですね。
多拠点生活のデメリット
多拠点生活とは聞こえがいいですが、当然家賃が2倍かかります。後述しますが、石垣島ならではの家賃事情や維持費もあり、予想以上にお金がかかるなぁーというのも感想です。ただ、前述通り、お金で買えないプライスレスな価値もあるので、どう考えるかは本人次第…
石垣島のテレワーク・パラレルワーク
市街地であれば、基本的に電源やインターネットも確保されているので、この点は安心です。
ただし、平久保・伊原間などの北部や竹富・小浜・西表などの離島は大雨でも停電しやすいので、テレワークの方は住む場所はよく考えましょう。
とは言っても台風の時期である7〜9月は台風の影響もあり、市街地でも停電することがしばしば。復旧も割と早いですが、デスクトップでの作業は要注意です。
また、パラレルワークも基本的には行えます。ただ、ここ数ヶ月の経験上、電話会議も難なく行えますが、やはりクライアント様と顔を合わせての打ち合わせや方針の共有などの「その場の空気」には勝てないです。
なので、僕自身も2019年10月より月1回は内地にて打ち合わせを行います。
制作物メインの業務なら問題ありませんが、アドバイザー業務はやはり数字にコミットする上でも実際にお会いして、打ち合わせするのが最適かと思います。
石垣島の住環境について
ここからは、石垣島の住環境について。これから移住を考える人もぜひ参考にしてくださいね。
石垣島の家賃
「宮古バブル」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、ここ石垣島も負けじとその影響を受けており、家賃は高騰しています。
自衛隊誘致も決まり、人口が増えること、さらには2020年の西表島を世界自然遺産登録に向けて、動いていることも考えると、この傾向は今後も変わらないと思います。
現在、私は新築、駐車場・インターネット付で敷礼金、更新料なしのワンルームに月58000円で住んでます。昔から住んでる方に言うと、もちろん「高い!」という返事が...
築年数が古く、虫も出やすい、市街地以外などでは1軒屋で数万円という物件もありますが、現状は全て埋まっており、空くことはほとんどありません。
ちなみに石垣の入居率は99%だそうです。
なので、「いつかは南国でゆっくり暮らしたーい」という方はお急ぎください。
「いつか」という日はカレンダーになく、行ける頃にはもう手が出せない夢の島に変わっていると思います。
個人的には、石垣や宮古といったリゾートアイランドは、シンガポールみたいになり、移住・居住には厳しい条件が課せられると思います。今、島割カードという石垣島に住む人が恩恵を受けられる公共事業がありますが、廃止されるかもという噂を聞いています。
石垣島の光熱費
光熱費は当然夏が高く、冬は少ないです。
ただし、僕みたいなノマドやフリーランスは引きこもりが前提なので、基本的にクーラーは24時間稼働しています。
なので、8月の電気代は余裕で1万を超えました。水道・ガスは都心とあまり変わらないかなっていう印象です。
地元との関わり方
移住を考える場合、基本的にはお仕事で地元の人と関わる機会が多いかと思います。
石垣島はリゾート地であり、サービス業が主な業務となるため、リゾートバイトやマリン関係のお仕事はかなりあります(むしろ、人手不足)。
一方で、ITでいえば、お仕事はほとんどありません。
「戦略的かつSEOが効いたホームページ作りませんか?」とか、
「オウンドメディア作りませんか?」とか、
「アプリ作りませんか?」というのはあまり需要がないかと思います。
僕はありがたいことに1件の作成案件をいただけましたが、基本的にぐるなびや那覇に本社がある大手IT企業のプラットホームを利用しており、
「そもそもリゾート地やから、たくさんお金持って、ご飯や海を目的にお客さんは勝手に来るでー」という認識も強く、実際にその通りでもあります。
ただ、ランディングページの作成やデザイン、SEOの最低限の知識・最適化、パソコンなどのデバイスのサポートとかは基本的に需要がありますが、これ1本で!というのはキツイかと思います。
なので、自分が持つスキルを地元の人たちのニーズに合わせて、人脈・関係性作りに役立てるか、またはタッグを組んで、新たなビジネスを生み出すかが基本となります。この点はITに関わらず、どの業種にも共通していると思います。
休日の過ごした
やはり、醍醐味は綺麗な海や山、川にいつでも行けるということ♪
石垣島周辺には離島が点在しているので、波照間やパナリといっためっちゃ綺麗な海を楽しむなんてことができるので、その点は良いですね!
また、キャンプ場もあるので、キャンプも楽しめます。いずれ、「全国のソロキャンパーは石垣島に集まれー!石垣のソロキャンの醍醐味」みたいな記事は書こうかと思います。
あと、ご飯がすごく美味しいです。沖縄料理はもちろん、島食材を使った創作料理も多く、リゾートならではのランチもあるので、僕は嫁さんとよくランチ巡りに行ってます。
石垣島移住で注意したいこと
さてさて、ここからは移住して始めてわかる、石垣島で注意したいことです。移住を考える人はここも考えておきましょう。
維持費が高い
まず、車がないと生活しにくいです。僕は2人乗りのビックスクーターを利用していますが、やはり不憫に感じることが多いですね。
大きな買い物はできないし、急に雨降るし、キャンプ用具やサップなどのマリングッズはかさばるしー、とかとか
また、ガソリン代もレギュラー160円以上は当たり前、そしてチェーン店以外はランチ代も高く、じゃあ、自炊をしてみてはと思っても野菜やお米も輸送の関係で、内地よりも断然高い…
また、、多拠点なので航空券が時期によっては、すごく高くなります。オフシーズンやキャンペーンの時は大阪-石垣間は1人4000円ですが、夏のシーズンはLCCでも片道3万越え…
(うーん、来年8月の月例会議のための航空券はどうしようかなぁー)
台風と湿気の脅威
はい、ここ大事!
台風めっちゃ来ます!
そう、殺人ばりの台風来ます。
「台風来てるから、海を観に行こやー!」
とか
「ちょっと外に出て、風にあたってみよやー!」
とか
そんな軽い気持ちには到底なれないくらいの強風と大雨、そして何か飛ばされてこないかという恐怖に襲われます。
ただ、石垣の住居は基本的に鉄筋コンクリート造りなので、お家の中は快適に安全です。
古いお家は少し用心が必要ですが…
そして、大敵は湿気です。
「おれ、革製品持ってへんし、大丈夫やー」と思ってたんですが、マジで除湿機かエアコンのドライをフル稼働にしておかないとその辺がすぐにカビます!
そして、お仕事柄、長期間、家を空けることも珍しくない(出張や年末年始の際は嫁も内地に一緒に帰る)ので、夏場はエアコンドライは不在の時も稼働してます。
なぜなら、、、
大事なお仕事道具である高性能デスクトップパソコンが、湿気によって、ショートする可能性があるから!(地元の方はこれで何度も壊れたと仰っていました)
ノマドワーカーさんやフリーランスでテレワークされている方には脅威そのものです!
なんと、長期間、空けることが多い多拠点暮らしには意外なところに脅威が潜んでいました…
移住を考えてる方でテレワークの方は要注意ですね…
だから、いる時、いない時に関わらず、電気代がかかるのは、この事が大きいですね…
仕事について
まず、沖縄県の最低賃金はワースト1です。
手取り30万以上の地元のお仕事は、建築業の現場監督となります。
そのため、石垣島では自分でお仕事をされている方が多いです。マリンで独立されている方で、手取りで40万以上の方もいます。ただし、オンシーズン、オフシーズンがあるので、1年を通して、安定的に稼ぐにはそれなりに知恵を絞らなければなりません。
しかし、僕自身もそうですが、パソコンとスマホさえあれば、どこでも仕事ができる、発想と知恵があれば、誰でも成功できる素晴らしい世の中になっています。
そのため、石垣島ではどうやって生き抜いていくかといった、サバイバル術はかなり身につきます。しかし、遅かれ早かれ、そういった生き方をしなければならない世の中がもうすぐそこまで来ていますので、経済的・時間的にも自立したい方にはすごく良い島だと思います。
※人事・労務関連のお仕事をさせていただいているので、そういう情報はかなり入ってきます。
また、マリンスポーツが好きな方は余計なお金を使わずに済みますし、アマゾンプライムという神的サービスにより通販は送料無料になる(ただし、届くのに8日くらいかかります)、月桃や長命草などのオーガニック香草はその辺に生えている、なるべくDIYで家具を揃えるなど工夫をすれば節約できる部分が多いので、あまり悲観的にならなくてもよさそうです。
石垣の人について
めちゃめちゃ良い人が多いです。
石垣島の自然環境と島タイムもあり、人情が好きな方には本当におすすめです。僕も移住の際は色々助けていただいて、今もお世話になっている方が大勢いらっしゃいます。
人口の半分が移住者でもあり、孤独感を味わうことも少ないかと思います。
ここからは、かなり個人的な意見ですが、個性的な方が多いです。
僕自身も都会や組織に馴染まない、かなりアウトローな人間なので、石垣島は本当に居心地がいいです。
都会の電車に乗ると、みなさんすごく疲れた顔をされて、下を向いている方が多いのですが、石垣の人は基本的にみんな笑顔です。
都会の空気に呑まれ、僕もネガティブな気持ちになる時がありますが、石垣に戻るとポジティブな気持ちになれちゃいます。
まとめ
まだまだ、話し足りませんが、今回はザッと石垣島の移住について、書いてみました。
今後はもっと詳しく書こうと思います。
1ヵ月に石垣島でかかったお金も近々ご紹介しますので、乞うご期待!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
多拠点暮らしはビジネスチャンスや刺激を受ける機会が多い
石垣島は離島のため、家賃・物価が高く、車がないと不便
湿気によるパソコン破損など意外な脅威が潜んでいる
石垣島の自然や住んでいる人たちの影響で、ポジティブな気持ちになれる
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